木巾木とソフト巾木

そもそも巾木はなぜついているのでしょうか。

壁と床の間には床鳴りやたわみを防ぐために隙間があります。

しかし、隙間が出ている状態では隙間風が入ったり、ゴミも溜まってしまいます。 

そこで、巾木をつけて隙間を隠すことで、隙間風やゴミを防いでいるのです。

また壁の汚れを守る役割もあります。

掃除機やモップなどが壁に当たり衝撃で傷むことを防いでくれます。

最近、お見積り依頼で巾木交換も希望される方もおりますが、壁紙交換の際に合わせて巾木も交換しないといけないかと言うとそうではなく、フローリングなど床の工事をした際に壁紙と巾木を合わせて交換するのが多いです。

巾木を交換しても後からフローリングなど床工事をするとなると、結局巾木の交換が必要になります。

ソフト巾木に関しては、木巾木とは違い安価でトイレや洗面に使用することが多く、施工範囲が狭いので、壁紙と合わせて交換することをお勧めいたします

木巾木

巾木の素材の中でもよく用いられるのが木巾木です。木ならではの温かみがあり、どんな雰囲気の部屋にもなじみやすいです。木巾木は厚みがあり、曲げることができないので、角はきれいに仕上げられるように計算して切ったり、削ったりします。

ソフト巾木

ソフト巾木というのは、軟質ビニル製の巾木のことです。木や石と違って、簡単に曲げられるのが特徴です。厚みがないので巾木の上にホコリがたまらないというメリットがありますが、他の素材に比べるとやや安っぽく見えてしまうデメリットがあります。

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