壁穴補修の疑問点
こんにちは、インテリアまるごと事務員です。
本日代表は平塚市の新築現場に入っております。
継続的にご依頼やお問合せがございます壁穴補修について少し説明させていただければと思います。
穴が空いてしまっても、壁紙の欠損がなければ補修は可能です。
このような状態です↑
ですが、穴部分のクロスがなくなってしまった場合、どうするのか。
このような場合です。↓
クロスには品番があります。ですが同じ品番でも製造時期(lot番号で見分けます)が違うと色味が若干変わってしまいます。
また、廃盤になってしまうクロスも多く、施工したクロスの余りを持っていない限り同じ色味のクロスでの穴補修は出来ないということになります。
『新築等で余りのクロスを保管していた』などを除いて殆どのお客様が持っておられません。そもそも品番がわからないことがほとんどかも知れません。
クロスの品番は知っているから取り寄せればいい?と思いますが先に述べたように品番はわかっても既に廃盤になっていたり、製造時期がずれていて色味が若干違っていたりします。
ではどうやって壁の穴補修をするのか。
クロスは家のほぼ全ての面に施工してあると思います。
ですので、穴が空いてしまった箇所と同じ品番や製造時期のクロスが、例えばクローゼットの中や、廊下、家具の裏、目立たない扉の裏側にも施工してあると思います。
クロスは剥がすとシールのように下の白い部分だけ残り、キレイに剥がれる仕組みになっています。(経年劣化で下地が傷んでいる場合を除き)
その目立たない場所のクロスを1面剥がしてから穴補修に使用します。
このように補修します↓
施工箇所は若干青みが掛かってようにみえますが、糊が乾くとわからないようになじみます。
そして補修に利用する為に剥がした面には類似のクロスを1面貼って補填しておきます。
リビングの穴補修のために、クローゼット中や扉の裏のクロスを利用する!といった感じです。
このように穴補修は行われます。
クロスの穴や傷補修をご検討の方は参考になさって下さい。